top of page

たけのこ畑

京都はたけのこの産地として有名ですが、殊に私達が活動している向日市を含め乙訓(おとくに)地区と呼ばれている京都市の南西隣の地域が特に知られています。

えぐ味がなく、肉厚でやわらかいことで知られる京たけのこは、「たけのこ畑」で一年を通じて大切に育てられています。 竹や肥料の管理に加え、毎年冬になるとたけのこ畑全体にワラを敷き詰め、さらにその上に赤土を入れて、ふわふわと柔らかい土壌に整えます。 いつも稽古でお借りしている竹林桟敷に隣接しているたけのこ畑で土入れをするとのことでしたので、1月28日の稽古後に合気道向日町教室の生徒さんとそのご家族、総勢10余名でそのお手伝いをさせて頂きました。

「土入れは人海戦術」と耳にしますがその通りで、土を掘る役、運ぶ役、ならす役、石を取り除く役…とやることはたくさんあり、大勢で作業すると、広いたけのこ畑が次第に赤土で覆われて行き、3時間程度で作業は完了しました(私は所用のため中座させて頂きました💦)。

4月になり赤土の表面にひびが入ると、たけのこが生えてきた証です。地面に頭を出す前に慎重に掘り上げた京たけのこは、色が白くえぐみがないため米糠を使わず水だけで茹でられ、香りと甘さを愉しむことが出来ます。

心なしか、4月の乙訓地区は街全体が心浮かれているように感じられます。皆さまも4月に京都観光にお越しの際には乙訓地区まで是非足を延ばして下さい(ついでに合気道向日町教室の稽古にもご参加ください☺)!

 
 
 

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page